2017年8月20日(日)仙台TRPGあおば会コンベンション ゲーム紹介(比叡山炎上)

GM自己紹介

健太郎と申します。twitterアカウント「健太郎@柴淳のゆかいな仲間たち (@kentaro_sibajun)」。以前、TRPGコンベンションサークルの代表代行を務めていまして、今はGM専門でTRPGコンベンションへ参加しています(更新頻度は低いですが、GMするシステムのデータやセッション結果をレポートとしてblogで公開しています。http://blog.livedoor.jp/sendai_trpg/)。

システム名/システムの特徴

『比叡山炎上』
日本の戦国時代。織田信長の比叡山焼き討ちから大坂の陣までを舞台とした和風クトゥルフ。戦国の乱世の中で、戦や怪異の中に「未知なるもの」「異形のもの」としてクトゥルフ的な様々なものが入り込んだ世界でのホラーシステム。

対応可能プレイヤー数

3名か4名。
「探索」や「戦闘」を考慮すると最大5名は欲しいのですが、GMがシーン制で3~4名のシステムになれている事と、初心者への対応を含めて3名か4名とします。

TRPG初心者参加可否

システム初心者参加可否

TRPG初心者、システム初心者共に対応は可能です。その為、シナリオを短めにしセッションの最初と、ロール(判定)時や戦闘時にはレクチャーを入れますので、経験者の方は配慮願います。

使用ダイス

『比叡山炎上』は『クトゥルフの呼び声』なのでBRPシステム(basic・roll・playシステム)を採用しています。
PC(キャラクター)の「能力値」と「技能」(特技)は%で表され、判定は100%判定で行います。その為、D100(100面体)を振るのですが、これはD10(10面体)又はD20(20面体)を2個振りますので、10面体を2個。
他は攻撃時のダメージ等で4面体、6面体、8面体、12面体が必要になりますが、10面体が2ケあれば間に合います。

使用ルールブック

『比叡山炎上』
ルール及びデータの補足で『CALL of CTHULHU/クトルゥフの呼び声』。

キャラクター作成/持ち込み

9つあるサンプルキャラクターから以下の4つを私用します。なお、データ自体はルールブックにあるものを使用しますが、解釈はGM独自のものです。
「地侍」…武将の配下で実際に村々を治めている国人/国衆。下級武士。家臣として足軽(NPC)を従えています。
「鉄砲集」…鉄砲使いの傭兵。
「忍び」…忍者。
「切支丹」…元兵法者(武芸者/剣術家/剣士)のキリスト教信者。
舞台が戦国時代なので、身分や職種/職業で性別が厳密に区別されていますが、現在のプレイスタイルを考慮して「女性PCの男装」も可とします。ただし、「切支丹」は「そう言った性差的な考えを否定している」とするので、「兵法者の時は男装していたが、今は女のまま」とします。

シナリオ名/出典

「琵琶湖水軍」
自作シナリオです。
「夏だ!! 海だ!! 海賊だ!!」をやろうとしたら、手持ちのシステムでは「夏だ!! 琵琶湖だ!! 水軍だ!!」となってしまいました。

シナリオあらすじ

システム名にあるとおり、「織田信長による比叡山焼き討ち」時に比叡山への物資補給を食い止めるべく、織田軍の一勢力として比叡山側の水運衆の動きを止める。その結果、水軍衆との戦いとなる。です。
琵琶湖の水軍衆「湖賊」(こぞく)の中には「蛇羅尼権現」(だらにごんげん)と「灰堂羅観音」(はいどうらかんのん)を祭る「観音衆」と呼ばれる者達がおり、彼らの皮膚は常に濡れているようにぬめぬめとしており、顔は扁平で目はまるで魚のように突き出しており瞬きはせず、陸に居る時はよたよたと歩いているが、一旦水に入るとまるで魚のように俊敏に泳ぎ回り、時折「やあやあ」と奇声を上げています。

注意事項

システム、データ、世界観の解釈でGMとPL。卓の外部との間に齟齬が発生した場合は「GMの判断を優先する」ゴールデンルールを発動しますので、ご了承下さい。これはGMの独断、独占の為でなく、「円滑なセッションの為」です。
又、ルールブックでの解釈が不明瞭、曖昧な場合や不自然な場合はローカルルール/ハウスルールとしてこちらもGMの判断を優先します(サンプルキャラクターや仏教の宗派の解釈等)。
戦国時代を舞台にしていますが、「史実の忠実さは結果のみ」で(比叡山は信長に焼き討ちされますし、信長は光秀に討たれますし、豊臣政権は滅びますし、戦国の覇者は家康です)細部にはこだわりません。ただし、「このPCは〇〇の息子」「実は正体が〇〇」はPLの自由としますが、一切の特典は発生しません。
『比叡山炎上』では仏教にクトゥルフを始めとする邪が入り込んでいますし、過激な宗派や実力を行使している宗派もありますが、宗教的な事柄は全て意図しませんし禁止します。

その他

シナリオのイメージが、「夏だ!! 海だ!! 海賊だ!!」から来ているので、「信長配下の武将の命令で水軍退治に行くんだけど、何か連中やばくね?」なノリで行きます。
主に戦う相手が、「蛇羅尼権現」(だらにごんげん)と「灰堂羅観音」(はいどうらかんのん)を祭る「やあやあ」と奇声を上げる連中。で「察せる方」は「察して」下さい。